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曼珠沙華

   2012/01/27 CV募集開始
   2012/02/27 CV募集締切
   2012/03/01 選考結果発表
   2012/05/06 第一話公開
   2012/06/03 第二話公開
   2012/07/01 第三話公開
   2012/07/29 第四話公開
   2012/08/26 最終話公開

―登場人物―

名前:茜(せん) 十五歳
CV:青依ふみ
出来のいい姉と比べられて育った為、何事もすぐに諦めがちで投げやりな所がある。裕福な家に生まれ育った為一般常識にも少し疎い。考え方が甘く幼い所もあるが、根は明るく素直で前向きな性格。何かと自分に突っかかって来る千草が少し苦手で、優しく接してくれる璃寛には懐いている様子。

名前:常磐(ときわ) 十八歳
CV:結城陽
自分の生まれた国や親の顔、兄弟の存在も知らず、物心がついた頃からは“ただ生きる為に”戦場で刀を握り、沢山の人を殺めてきた。十二の頃に隙をつかれ左目を失い、普段は眼帯で傷を隠している。どちらかといえば無口なタイプで、人当たりが悪いわけではないが良いとも言えず、よく茜を怖がらせてしまっている。

名前:藤(ふじ) 十九歳
CV:狩太郎
器量が良く聡明であると国で評判の茜の姉。いずれは婿を取り、父の跡を継ぐと期待されていたのだが、 裕福で恵まれた生活を嫌い、身分を捨てて家を出た。後、璃寛と結婚。茜の事を何かと気にかけており、 時に叱咤もする母的存在である。璃寛との夫婦仲はよく、茜や千草に呆れられる事も。

名前:璃寛(璃寛) 24歳
CV:はやかわそうた
“西の国一番の腕”と評判の若い街医者。優しくよく気が利くので町人からの人気も高い。 年齢の割に落ち着いていて穏やかな雰囲気を持っているが、お茶目な所もあったり・・・。 義妹の茜を甘やかし気味の為、最愛の妻である藤にいつも咎められている。 饅頭等の菓子が好物で、特に紺の作るおはぎに目がない。


名前:千草(ちぐさ) 十三歳
CV:野原沙恵
璃寛の元で勉学に励む少年。将来は璃寛の様な“皆に愛される優秀な医者”になることを目指している。 普段は診療所や藤の手伝いをしており、勤勉で真面目な反面やんちゃで子どもらしいところもある。 我侭な茜に対しキツく当たったりバカにしたような態度をとるが、特別嫌っているわけではない。子ども扱いをされるとすぐ拗ねる。

名前:紺(こん) 三十一歳
CV:結内狼
町の料理屋の女将。明るく気立てのよい性格。旦那が怪我で寝込んでいるため、現在は一人で店を切り盛りしている。

名前:団十郎(だんじゅうろう)
四十五歳
CV:ナツイチ
茜と藤の父、一色家の当主。才のある藤に目を掛ける一方、能力の劣る茜を軽んじているふしがある。

梅役:黒羽情歌
花役:谷岡聖
若菜役:菊池侑那

―スタッフ―
脚本/編集/イラスト:しらい。
楽曲:いとなきまりおねっと

曼珠沙華

日々強くなる身体の違和感の原因を探るため、
“西の国一番”と評判の町医者・璃寛の元を
訪れた常磐。
しかし原因の特定はそう簡単にいかず、
検査には少し時間もかかるため、璃寛の勧めもあり、
常磐は診療所に滞在する事になった。

勉強漬けの毎日に嫌気がさした茜。
息抜きがてらこっそりと屋敷を抜け出し、
実姉・藤の居る診療所へ向かったのだが、
勝手な振舞を藤に咎められ、
年下の千草には甘ったれていると馬鹿にされ、
出会ったばかりの常磐にまで溜息を吐かれてしまう。

しばらく経ったある日、茜は璃寛に言付けられ
常磐の部屋を訪れたのだが、
そこには、苦痛に顔を歪ませる常磐の姿が・・・。